心地よいワンルームインテリアの作り方

Aya F. Aya F.
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ワンルームインテリアは、その開放感ゆえに好んで取り入れる方も多いかもしれません。広々とした空間をいかに自分の好みに、自分の使いやすいように手を加えられるかということは、引っ越し前から楽しみながら考えていらっしゃると思います。一つの空間に、食べるところ、くつろぐところ、寝るところ、学ぶところといった複数の用途を盛り込むため、ゾーニングもとても大切。今回は気持ちよく過ごせそうなワンルームインテリアのアイデアを取り上げます。

キッチンリビングダイニングをゆったりとつなぐワンルームインテリア

広々としたワンルームインテリアのこちらのお宅は、ブラジルのインテリアデザイナーIná Arquiteturaの手によるもの。キッチン、ダイニング、リビングの空間が隣り合っていますが違和感がないのは、キッチンとダイニングの間にあるリノベーション前の壁構造と、床素材での空間分けのせいでしょうか?キッチン周りは、お手入れのしやすい素材、くつろぎの空間は木製のヘリンボーンのフローリングと使い分けられており、ゆったりとしたゾーニングができています。

実用的で意外な開放感のあるキッチン

ワンルームインテリアでどうしても変えられないのは、水廻りの配置。キッチンやバスルームの位置を考えたうえで、過ごしやすいレイアウトにすることが大切になってきます。こちらのお宅では、キッチンの裏側にベッドスペース、というちょっと変わったレイアウト。キッチン周りはたくさんの収納スペースが確保されていて、白と木調をベースにしたすっきりとした印象。こちらの写真では見えませんが、キッチンの壁の一部は空洞になっているため、ベッドスペースでくつろぐ人と直接窓越しに会話ができる仕組みに。不思議な開放感が楽しいキッチンです。

Photo: Thomas Straub

リビングダイニングと寝室の分け方

開放感が気持ちいいワンルームですが、レイアウトする際に、やはりパブリックスペースとプライベートゾーンは分けたい、と思われる方もあると思います。そんなときのゾーニングには、棚を使いましょう。こちらのお宅では、左奥がキッチンダイニング、左手前がリビングになっていますが、その空間と区切るように天井まで届く棚を二方向に置いて寝室スペースを確保しています。写真中央の棚の上部は裏板がないため、視覚を遮ることはありません。真似してみたい上手なゾーニング方法ですね。

無造作なゾーニング

逆に、全部見せてしまえ!とばかりのインテリアなのがこちらのお宅。リビング、ダイニング、寝室スペースは、それぞれ家具の位置だけで分けられています。寝室スペースだけは一段高くなっていて、フェンスが設置されており、インダストリアルスタイルのラフでおしゃれなオリジナルのワンルームインテリアになっています。映画のセットを見てるかのようですね。

勉強机とベッドの融合

コンパクトなワンルームの場合は、スペースの活用方法がレイアウトの焦点になります。そんなときに活用したいのが、折り畳み式の家具。こちらの家具は、ベッド、ではありますが、上に跳ね上げると勉強机になるという素敵なツーウェイ家具です。収納スペースもたくさんあるので、これだけでもかなりコンパクトに収まりそうですね。寝るためには机がいつも片付いてなければならないので、整理整頓の習慣も付きそうです。

可動式の壁で自由に区切られるワンルームインテリア

最後に扱うこちらのワンルームは、サービス付き高齢者向け住宅の一室。可動式の間仕切り、可動式の家具が設置されており、生活の変化に対応して、ワンルームを分けることができます。すべて開け放った状態でも、床はフラットなので、つまずくこともありませんし、間仕切りもすりガラス状の樹脂製なので、透過性に優れ、割れる心配もなく、閉塞感のない空間づくりが可能です。簡単にカスタマイズできそうなインテリア、とても便利ですね。

Photo: 北嶋俊治

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