奈良の建築家が手掛けた木の温もりを感じる優しい住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
ナチュラルモダン空間・万華鏡と光井戸の家, やまぐち建築設計室 やまぐち建築設計室
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今回ご紹介するのは、木の優しい素材感が心地良く感じられ、心も体も健やかに住まえるナチュラルモダンな住宅です。外観はダーク系でシックにまとめられていて、柔らかい印象の室内空間とは対照的な雰囲気をしている点にも注目です。このプロジェクトは、奈良を拠点に活動しているやまぐち建築設計室によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

木を多用したナチュラルモダンの家

黒い外壁に覆われ、落ち着きのある佇まいをしている2階建てのこの住宅。目隠しを兼ねたダークブラウンの縦格子がファサードの中央部に設置されていて、シンプルな外観デザインに少しアクセントをプラスしているのが目を引きます。シックでモダンな雰囲気の中に、派手さはなくとも独特な存在感があるのも印象的。室内はこの黒い外観とは対照的に、木の素材感を大切にしたナチュラルで優しいインテリアに仕上がっている住まいです。

ナチュラルで居心地のいいLDK

こちらは生活の中心となる1階LDKの様子です。ナチュラルと白がバランスよく取り入れられていて、ここに居るだけでくつろぎが感じられそうな優しい雰囲気の室内インテリアでまとめられていることが分かります。家具もウッディーなものでコーディネートされているので、木の温もりをダイレクトに感じながら暮らしを楽しめる快適な空間となっています。


光が降り注ぐ吹き抜けのリビング

こちらはリビングを眺めた様子です。天井は吹き抜けとなっていて、とても開放的な雰囲気。さらに2階の開口部からこの1階のリビングにも光が降り注いできて、快適な明るさに包まれていることもポイントです。またこの吹き抜けによって、1階と2階の縦の空間に一体感が生まれ、それぞれの階の気配もお互いに伝わりやすくなり、例えば家族がそれぞれ違う階で過ごしていても、精神的なつながりを感じながら、安心して過ごすことが出来そうです。

【吹き抜けについては、こちらの記事でも紹介しています】

吹き抜けの明るく開放的だけではない上手な活用方法

格子戸がアクセントの和室

ダイニングの奥にある格子の引き戸の奥には和室スペースがあります。普段は格子戸をオープンにしてLDKと部屋を一体化させれば、住まいはより広々と感じられます。ゲストを招いたときは客間として利用したり、畳でくつろいだりお昼寝などで個室として使ったりしたい時は、このように格子戸を引いてLDKと空間を仕切ればOK。格子の模様がインテリアのアクセントにもなり、お洒落な印象もプラスされますね。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の和室を紹介しています。◀

※​和室の写真ページ

シンプル&ナチュラルなキッチン

こちらはLDKのキッチンスペースの様子。デザインは、カウンターがオープンとなったペニンシュラ型で、木とステンレスから成るシンプル&ナチュラルな作り。調理スペースも広めで使い易い印象です。キッチンからはLDKや和室が良く見渡せるので、食事の準備をしている時もリビングやダイニングでくつろぐ家族の様子をうかがったり、コミュニケーションを楽しんだりすることが可能です。

やまぐち建築設計室が手がけた建物は、こちらでも紹介しています。

やまぐち建築設計室

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