小さな庭を上手に活用する方法まとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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小さな庭の使い方やデザインの仕方に迷っている方は少なくないのではないでしょうか。特に建物が密集する地域では屋外スペースが囲まれてしまい開けた眺望が望めないことも多いですし、また室内空間にばかりこだわっていると、庭などのエクステリアの計画が疎かになり、その使い方に困ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、小さな庭を上手に活用する方法をまとめて紹介していきたいと思います。

小さな庭でも楽しめるガーデニング

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小さな庭でもガーデニングは十分に楽しむことができます。しかし、もちろん広い庭のように多くの草木を用いてしまえば圧迫感のある庭となってしまいますので、狭い庭ではコンパクトにシンプルにあまりアイテムを多用しないようにすることがポイントとなります。また、コンパクトな空間では直線ではなく、曲線を積極的に用いることで動きが生まれ庭を広く見せることができます。室内から眺めた時に癒される要素が凝縮されたようなガーデニングをしてみてはいかがでしょうか。

プライバシーを確保しながら開放感を生み出す緩衝地帯

プライバシーと開放性が両立する家は誰もが憧れるものだと思いますが、小さな庭を挟んで生垣やルーバーなどを設置することでそれを実現することができます。それによって、狭い庭でも室内と隣家や前面道路との間に緩衝地帯を生み、開口部にカーテンなどを取り付けなくてもプライバシー性が十分に確保されると同時に、窓をいつでも開けて内と外を出入りできるような動きとしての開放感をももたらしてくれます。

光庭

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小さな庭であれば光庭として活用することも1つの方法となります。特に隣家に囲まれていたり、狭小敷地のような立地条件の場合、普通に家を建てていては昼間でも電気を点ける必要があるような暗い室内となってしまいます。そうした際は、小さくても家の中に庭を設ければ、そこから光が室内に落ちていき、採光性だけでなく通気性も向上させることができます。こちらのARBOLが手掛けた住まいのように、そうした庭にはシンボルツリーとしてシンプルに一本だけを植えると小さな庭でもおしゃれに演出することができます。

ウッドデッキで室内空間を拡張

小さな庭でもウッドデッキを敷くことで、室内空間を拡張したような広がりを与えることができます。通常、室内はフローリング、庭は土の地面になると思いますが、それでは2つの空間が断ち切られ、小さな庭はそのまま小さな空間として孤立してしまいます。そこにウッドデッキを室内の床レベルと同じように敷くことで、視覚的に室内と庭が一体的に見えることはもちろんのこと、2つの場所を簡単に出入りすることができる動きの面でもまるで1つの空間のような広がりを感じることができます。

写真:新澤一平

ライトアップで夜の雰囲気をおしゃれに演出

光庭のように、昼間は室内に光をもたらしてくれることはもちろんですが、夜間は小さな庭でもライトアップすることで室内に夜の雰囲気をおしゃれに演出してくれます。こちらのように下から照明をあてるアッパーライトで庭のシンボルツリーを照らすことで、夜でもそれがインテリアのアイキャッチャーのような役割を果たし、コンパクトな庭でも十分におしゃれな雰囲気を生み出すことができるでしょう。アッパーライトについては、「アッパーライトとは?その特徴とおしゃれな取り入れ方」も是非参考にしてみて下さい。

お風呂からの贅沢な眺め

こちらのようにお風呂からの眺めとして小さな庭をアレンジしてみてもいいかもしれません。湯船に浸かりながら贅沢な景色でより一層くつろぐことができますし、またコンパクトな庭であれば植栽の手入れをすることも大きな庭ほど負担になることはないでしょう。これによって狭い庭でもお風呂場から季節ごとに移り変わる風景を楽しめると同時に、バスルームを明るく洗練された空間にもしてくれます。

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