10㎡はかなり小さなスペースです。もし家族の寛ぎの場となるリビングルームが10㎡しかなかったとしたら… 。でも絶望する必要はありません! インテリアを正しく設定することができれば、10㎡の小さなリビングでも快適で居心地の良い空間となります。今回はその方法12個をお届けします!
小さいリビングだからソファくらいは大きいのを置いて寛げるようにしよう… と考える方もいるかもしれません。しかしそれは逆効果になります。使える面積に対して大き過ぎる家具は圧迫感を生み、動線を塞ぎ、居心地が悪い上に使いにくい部屋になってしまいます。家具は購入する前にすべてのサイズを確かめ、部屋の図面を見ながらどれくらいの面積を占めることになるのかシミュレーションしましょう。
小さいリビングでは多機能家具が強い味方。例えばこちらのソファは下部が大容量の収納になっています。昨今は洗練されたデザインも多く提供されています。賢く取り入れましょう!
10㎡以下の小さなスペースは収納家具だけでいっぱいになってしまうこともあります。小さいリビングには収納家具をいくつも置くよりも、全面的な壁面収納の方が容量は大きく見た目はすっきりなので断然おすすめです。リビングに無駄な物を置かずに済むのでスタイルを洗練させることもできます。
こちらはメキシコの建築家による住宅です。
現代ではテレビボードは必須家具ではありません。壁掛けテレビにすれば足元が空くので見た目の広さを維持できますし、レイアウトもより自由! ソファに座った時の目線に合わせて高さを設定してください。
小さいリビングでは基本的に白をベースにベージュやライトグレー、パステルカラーなど明るい色調でまとめましょう。自然光が拡散し、実際の面積よりも広く見せることができます。
ベース色に合わせて赤やオレンジ、イエローなどのビビッドな暖色系、またはターコイズブルーやロイヤルブルーなどの寒色系を差し色として取り入れてもOK。ただし、小さいリビングでは差し色の分量にも注意が必要です。まずクッションひとつ、観葉植物の鉢カバーひとつ… とバランスを見ながら少しずつ足していきましょう。
空間のコーナーを間接照明で照らすとスペースの広がりを強調できます。間接照明を複数使い分けると、小さいリビングでも雰囲気を様々に変えることができます!
鏡は戦略的に配置すべきです。自然光が差し込む位置や照明が映り込む位置であれば、小さいリビングをより明るく広く見せてくれます。外の緑や空が映る位置ならまるで窓を新設したかのような視覚効果も生まれます!
小さいリビングでは家具は最低限に、過度な装飾も抑えるべきです。しかしそれではシンプル過ぎてつまらないインテリアになりそう… と恐れている方は質感に注文してください。つるつるとした光沢のあるもの、ふわふわとした柔らかいものなど、質感をミックスすると多様で魅力的なインテリアとなりますよ!
壁や天井が木材の場合、ベージュに近い明るい色なら問題ありませんが、ブラウン〜ダークブラウンなど暗い色調であるなら、スリット照明などで明るく照らすことをおすすめします。木材は温かみがあっても暗い色調のものは部屋を狭く感じさせます。
部屋を居心地良くフレッシュにしてくれる観葉植物。小さいリビングでもひとつは置きたいですね。中くらいの鉢をひとつだけ置くか、または天井から吊るすととても省スペースです!
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