仕舞う?見せる?収納によるリビングの雰囲気づくり

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家族が一番集まる場所だからこそものが増えてしまいがちなリビング。快適で自分たちらしく暮らすための収納のアイディアをご紹介します。

本棚という窓枠

こちらは窓の間の壁が本棚になっています。窓を挟むことで背の高い本棚も圧迫感がなく、窓から入る明るい光と相まって、本の色とりどりの色彩が部屋に華やかさを与えています。カラフルな窓枠と言っていいような、インテリアとしても機能する収納のアイディアです。

オンオフ自在の壁収納

ニュートラル建築設計のプロダクトであるこちらの住宅では東西のバルコニーからふんだんに風や光が入るよう、LDKはワンルームとなっていますが、建具で仕切れるようになっており、キッチンとの境のロールスクリーンを下せばLDが客間としても使えるようになっています。扉を閉めればスッキリとした壁になるクローゼットのおかげで、オンの使用にも耐えうる小ざっぱりとした空間が出来ます。

木のぬくもりとお気に入りの本に囲まれるリビング

自然の素材にこだわって作られたこちらの住宅のリビングには、壁面に本棚が作りつけられています。木材の質感と、無造作に仕舞われた本たちの親和性がリビングに温かい空気をもたらします。年を得るごとに味の出てくる木の色味とお気に入りの本に囲まれて落ち着いた時間が過ごせそうです。

床に溶け込む目立たないのに働き者な収納

大きな窓を背にしたテレビ台は、濃色の床から続くような色味とその背の低さで、存在を主張し過ぎずリビングに溶け込んでいます。横に長い形状で棚と言うよりは壁の一部として視覚的に煩くない上に、収納力も抜群です。

楽しく、明るく、見せる収納

こちらは、キッチンカウンターがダイニングリビングに向かってラックになっています。キッチン側の壁に掛けられた絵画の楽しさや、カラーアクリルが張られた食器棚と合わさり、そこに仕舞われた雑誌や本も目に鮮やかなインテリアとなります。見せる収納の妙です。

好きなものを自分らしく表現する部屋

こちらは世帯主様のご希望で大量にお持ちだったロックレコードを展示収納できるように改装されたリビングです。壁一面を埋め尽くすレコードが圧巻です。まさに好きなこと、を表す空間。棚もレコード、CDがうまく収まるようミリ単位で調整できるよう作られています。暮らす人の大好きなもののために設えられた部屋です。

フラットで開放感を邪魔しない埋め込み型収納

埋め込み型の収納は高い天井や大きな窓で演出された解放感を損なわず、広々としたリビングの雰囲気に溶け込んでいます。また、この住宅は3.11を受けて耐震性に重きを置いて作られたそうですが、これならば背の高い収納棚が倒れてくる心配もありません。機能性、安全性、見た目、快適に暮らすための要素を兼ね備えたシンプルな収納の一例です。

ステップが生む床下収納

和モダンであるこのリビングダイニングは掘りごたつがあり、堀りの深さの分高くされた

和室の下は引き出し式の収納棚になっています。どんなスペースも無駄にせずに使い切ることで、結果的にさっぱりと静謐な空間が生まれています。

良いとこ取りで理想の空間に

一枚板で作ったオリジナルキッチンが印象的なこのリビングでは、そのキッチンの下がマガジンラックになっています。また、奥には部屋の雰囲気を壊さない壁と同色の大容量クローゼットがあります。見せたいものは見せ、隠したいものは隠してしまう。見せる収納と隠す収納をうまく使い、家族の理想の快適な空間を作り出しています。

家具そのものの存在感の利用

あえてオリジナルの収納家具の存在感を生かし、右手のエントランスと左手の寝室への仕切りとしたリビングです。白木のフローリングと色調を合わせてあるので部屋自体の統一感は失いません。

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