車いすでの移動もスムーズに!のどかな環境で心地よく暮らせるバリアフリーの住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
ペットと暮らすバリアフリーの家, かんばら設計室 かんばら設計室 Eklektyczny salon
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今回ご紹介するのは、車いすの方の動線も意識して家族みんなが快適に暮らせるように作られたバリアフリーの住まいです。住宅周辺にはのどかな田園風景も広がっており、心身ともにリラックスして毎日の生活を楽しめるようになっているのが特徴です。このプロジェクトを手掛けたのは、栃木県を拠点に活動するかんばら設計室です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

のどかな環境の中にある住まい

住まいのロケーションは栃木県。敷地は東西に長く延びる形状をしており、その東側にはのどかな田園風景が広がっているという見晴らしのいい環境にあります。こちらは住まいの外観ですが、東西に延びるその敷地の直線ラインを意識した開放的な雰囲気の作り。たくさんの開口や広々としたデッキテラスが設けられており、外部とのつながりを考えた快適な住まいであることをうかがわせます。

一体感のあるバリアフリーの室内

スロープのあるアプローチから玄関、1階室内、水廻りまで段差のないバリアフリーの作りとなっているこの住まい。ドアは引き戸を採用し、車いすでの移動もスムーズで安心して生活できるようになっています。吹き抜けとなった高い天井とワンルームのような一体感のある室内はとてもリラックスできる雰囲気。キッチンの上にはロフトスペースも設けられています。

景色を楽しめる室内空間

室内は、LDKの東側の大開口をこのように開け放つと美しい田園風景が楽しめるようになっています。またデッキテラスが設置されているので、気候のいい季節や天気のいい日は、テラスに出て風や日差しを楽しむのも快適そうですね。建築家によって、毎日の生活の中で自然を感じながら気持ちよい暮らしが出来るように意識して計画されていることがよくわかります。

掘りごたつで家族団らん

こちらは小上がりとなった畳スペースからの様子。この畳の小上がりは、長時間座っていても疲れにくい掘りごたつ式のテーブルが設置されており、食卓としてまたは家族が団らんするためのリビングとして、住まいの中でも最も重要な場所として重宝していることでしょう。また、LDKの中央には薪ストーブが設置され、寒い冬でも広々とした室内全体を優しく温めてくれます。

見晴らしのいいキッチン

こちらはキッチン側から室内をのぞんだ様子。たくさんの開口があるため、室内にいても屋外にいるかのような開放感が感じられます。キッチンで作業をしていても住まい全体を見渡せるだけでなく窓の向こうに広がる外部の気配も感じることが出来るので、時間の経過や天気の変化、家族が帰ってくる様子などにもすぐに気が付くことが出来そうですね。

車いすでも移動が楽々の水廻り

白を基調としたシンプルで清潔感のある洗面&お手洗いの様子。広々とした洗面台、大きめの引き戸、床は段差のないバリアフリー構造なので、車いすでの移動もスムーズかつ安心感を持って使用できますね。長く暮らしていると、家族のライフステージには色々な変化が伴うもの。家作りの際は、大切なご家族に何が起きてもあわてずに対応できるよう、バリアフリーの住まいを考えておくのも一つの選択かもしれません。住み慣れた家でいつまでも家族みんなが快適に暮らすためのアイデアをこの住まいは私たちに教えてくれているようです。

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