扉の素材の種類とそれぞれの特徴

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
Drzwi kobbe, Kobbe Kobbe Drzwi Aluminium/Cynk
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扉については、その開き方や機能・デザイン面を選ぶ際のポイントとして考えていらっしゃる方も多いでしょう。それらの要素に大きく影響を与える1つが、どの素材で戸が作られているかです。そこで今回は、扉に使われる素材の種類とそれぞれの特徴について紹介していきたいと思います。同じ柄でも素材が違えば雰囲気も変わり、住まいの外観やインテリアの印象を違ったものにしてくれるので、周囲のデザインと合わせて、それぞれの戸にぴったりの素材を選んでいきましょう!

屋外:木製扉

扉でも屋外か室内かに用いられるかで、断熱性や耐候性などの面で意味合いが異なってきます。玄関を中心とした屋外で用いられる扉の素材の種類には、木製のものが1つあります。和風スタイルのような家の外装材として木材が取り入られている住まいにとっては、非常に合わせやすい素材です。また、こちらのように洋風スタイルの住まいにも、扉の上部を半円にしながら木製のものを取り入れることで、よりおしゃれな洋風の雰囲気を演出してくれています。

写真:藤本高志建築設計事務所 写真家 冨田英次

金属扉

Model KB170 Kobbe Drzwi Aluminium/Cynk Drzwi

屋外の戸には金属製のものも使われます。その中でも主に、「アルミ」「鋼板」「ステンレス」に分けられます。「アルミ」は、優れた耐久性・耐候性を持ち、軽くデザインも豊富にあります。「鋼板」は、特に耐久性が高く、マンションなどのドアにもよく取り入られる強固で美しい仕上がりの素材です。「ステンレス」は、錆びにくいという特徴から沿岸部の潮風にあたる場所でも安心して採用できます。また、表面の仕上げ加工も様々あり、色々な表情を選ぶこともできます。

室内:樹脂シート仕上げ

homify Drzwi Drzwi

次に、室内のドアの素材の種類を見ていきたいと思います。まず挙げられるのは、フローリングにも使われる「樹脂シート仕上げ」です。合板や集成材などを下地にして、木目や様々な模様が印刷された樹脂や紙などのシート状のものを張ったものになります。デザインが豊富なこと、そしてメンテナンスもしやすいことがメリットとなります。

突き板仕上げ

「突き板仕上げ」とは、合板やMDFなどを下地にして、その上に薄い木材の板を接着し、塗装などで仕上げたものです。木材がそのまま表情に表れるので、本物の木の味わいをインテリアにもたらしてくれますし、扉の良い肌触りも体感することができます。木の温かみをインテリアに取り入れたい方には、おすすめの素材の1つです。

無垢材

「無垢材」は、床材にも使われるように、1つの木板からなるドアになります。無垢ならではの味わい深い木材の魅力と肌触りは、他の素材では決して真似できないものとなります。また、無垢材のもう1つの特徴として経年変化による色合いの変化も挙げられます。年月を経るとともに無垢材の色合いが深みを増していき、時が経つにつれて古びていくのではなく、より魅力を帯びてくる素材でもあります。

ガラス

homify Drzwi szklane

室内ドアの素材として「ガラス」を選ぶこともできます。木製ドアにガラスをはめ込むタイプもよく見られますし、こちらのように、ドア全体をガラスで構成することもできます。ガラス面が大きいほどインテリアを明るく開放的にすることができますし、モダンスタイルの住まいにとっては、ぴったりのデザインの扉となるでしょう。いずれの素材でも、床や壁、天井などの内装デザインとの組み合わせをよく考えながら、建築家とよく話し合ってドアの素材も検討していきましょう。

住宅に関連したものについての種類や特徴については、こちらの記事でも紹介しています

※ ガラスの種類と特徴まとめ集

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