状況に応じた使い方ができる家「オンジュクサーフシャック」

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
Onjuku Surf Shack , BAKOKOデザインディベロップメント BAKOKOデザインディベロップメント Nowoczesne domy
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千葉県にある房総半島の東側には小さな港町、御宿町。海水浴シーズンには多くの人で賑わう海岸の近くに新しい家が建てられました。建てられたのは夫婦が住むための住宅。依頼主はしばらくは週末のみ利用して、将来ここに移り住むことを考えています。そんな特別な使い方に対応する家を手がけたのは建築事務所「BAKOKO」。そして機能的に使える家が実現しました。

特徴を持った外観

本住宅が建つのは海岸から2分という美しい場所。外壁は黒一色にまとめられており、モダンな外観となっています。ですが建物は自然豊かな環境で目立ちすぎることはありません。不必要な装飾などはなく、外観で目立つのは、外壁の色と取り付けられた杉板が作り出す模様のみ。そのため建物はシンプルで控えめに抑えられた印象を与えることでしょう。

開放感を生み出す内部空間

外装に木の板が使われている本住宅ですが、内部にも多くの木材が使われています。木材を使用した壁や階段は白色の壁と共に美しい空間を生み出しています。白色の壁が感じさせるのは清潔さや穏やかさ。その一方で淡い色の木材は、白色の空間を冷たくさせることなく、暖かな雰囲気を生み出しています。そんな屋内にはあるのは広々とした空間。キッチン、リビングルーム、そしてダイニングルームが壁で隔てられておらず、1つとなった空間となっています。そのため、ここでは心地良い開放感を感じることができるでしょう。

外との繋がりを作るウッドデッキ

そんな開放感を活かすために取り付けられたのはウッドデッキ。リビングルームからウッドデッキへガラス戸を使って移動できるようになっています。その間には段差もなく、建物の内と外はガラスによって境界が曖昧となっています。そのためリビングルームとウッドデッキが1つの空間のように感じられるかもしれません。こうして広々とした屋内空間、それに繋がるウッドデッキによって、ここでは他で得られないような開放感を感じられるでしょう。

防犯や台風に備える雨戸

本住宅は外と内との境界が曖昧となるため開放的な印象を感じさせます。ですが、それ以外の機能を持ち合わせています。現在は週末のみの利用に留まるため、それ以外の時は窃盗や台風などに備える必要があります。そこでリビングルームとウッドデッキの間のガラス戸は全て雨戸で覆えるようになっているのです。それによって生まれるのは新しい別のファサード。こうして外と内との境界を作り出して、防犯や自然災害に対応できるのです。

使用に応じて生み出される内外の境界

そもそも本住宅は利用が限られており、別荘的な役割を果たすことになります。そこで求められるのは滞在時と不在時のそれぞれに対応できる機能。滞在時には開放的な空間が必要となります。その一方で不在時に必要となるのは閉じた空間。そこで雨戸を活用することで、閉じた空間と開かれた空間を使い分けることができるのです。このように本住宅はフレキシブルな空間を生み出して、依頼主の求める住まいの空間を可能にしているのです。

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