パノラマビューを眺めて暮らす!大開口のある家Best3

こちらは石川県金沢市を拠点とする建築家ハルナツアーキが手掛けた住宅。島の大部分が国立公園という西表島に立つ住宅です。本州とは異なる亜熱帯気候と豊かな島の自然を存分に感じられる大開口のある住まいです。コンクリートのファサードはモダンな印象ですが、建物は島の伝統的スタイルを踏襲したデザイン。伝統的に受け継がれているデザインは、長い年月の淘汰を経てその土地の気候に最も適応したものとなっており、暑い気候と台風の多い西表島でも人工エネルギーに頼らず快適に暮らすことが可能です。それらを現代流に再解釈しデザインしたのがこちらの住宅。

室内からのアングルです。正面だけでなく両サイドが大きく開くデザイン。特に、雄大な風景が広がる写真右手側には2mのウッドデッキが設けられ、大自然に抱かれるような壮大で心地の良い時間を過ごすことができます。

こちらは沖縄県のIkuyo Nakama Architect Design Officeが手掛けた別荘です。大開口、コンクリートの壁、リッチな質感のフローリングという組み合わせがモダンで高級感のある雰囲気。大きな開口部によって室内と広々としたテラスが接続され、とても開放的で伸びやかな住まいです。

室内からのアングルがこちら。大開口の先には豊かな緑、そして青い海を臨むという絶好のロケーション。室内とテラスの床に同様の木材を使用しているので、より広がりを感じることが可能です。ジュードを使った家具でリラックス感とリゾート感をプラスして。

最後はMアーキテクツが手掛けた海を一望する高台に立つ別荘です。写真はエントランス側外観。直線的なデザインとコンクリート、木材やガラスといった組み合わせが期待を高めます。

こちらが室内。リビングからエントランス方面を眺めたアングルです。ご覧下さいこのパノラマ！視界一杯に広がる景色、特に空と海が夕陽に赤く染まっていく様は息を飲むような美しさです。

大開口と景色もさることながら、柱や構造壁の無い室内の広さも驚異的。これを叶えているのは、キャンティレバー式の屋根を支える強固なピアノ線と厚さ50cmという分厚い壁。これにより、遮るもののないパノラマビューを楽しむことができる空間が実現したのです。絶景の為に造られたといっても過言ではない、非日常な体験が可能な住宅です。