今年もはや十一月。あと二ヶ月足らずで2017年が終わるということに驚きを隠せませんね。年末が近付くと頭によぎるのが大掃除です。この言葉を聞いただけで憂鬱な気分になる人もいるかもしれません。年末の忙しい時期に大掃除で余分な苦労をしないためには、今からでもやれることをやっておくのが得策です。本日は家の中をまるまる掃除できて、しかもすべての工程が三時間で終了するという掃除テクニックを紹介します!三時間であれば掃除のために休日を潰す必要もありません。皆さん、ぜひトライしてみてください!
まずはスマホを離してソファから起き上がり(ここが一番難しい工程かも知れません… !)、掃除用の動きやすい服に着替えるかエプロンをしましょう。そして掃除に必要な掃除機や雑巾、フロアワイパー、ガラスクリーナー、手袋などを手元に集めます。
怠け心を粉砕し、「大掃除をやるぞ!」という気持ちを作ることが大切です。何事も”形から入る”という方は特に着替えるとやる気スイッチが入るかもしれません!
床に物が散らばっていたりテーブルやソファの上などに物が置かれている場合は、まずそれらを適切な収納場所へ戻します。最初にこれらの障害物を取り除くことで、あとから行う掃除機がけや布で表面を磨く工程をスムーズに行うことができます。テーブルの上に雑誌やゲームが置かれているとついつい手にとって始めてしまいますが、ぐっと我慢して掃除に集中!すべての部屋で行ってください。
床に邪魔な物が無くなったら掃除機をかけます。いちいち物を避けながら掃除機をかけるよりも格段に素早く終わるはずです。カーペットやラグは毛足にホコリやチリが絡んでいるのでより丁寧に。掃除機をかけ終わったら次に窓ふきを行います。
掃除が終わったらすべての窓を開け放って新鮮な空気を部屋へ取り入れましょう。
続いてキッチンへ移動。キッチンは大掃除の中でもハードルが高い部屋です。コンロ周辺や調理器具の油汚れは特に清掃に時間がかかります。ベタベタしている油汚れには重曹と水を2:1で混ぜた重曹ペーストを塗布してしばらく放置し、その後洗い流すとすっきり落ちます。細かい部分は古い歯ブラシなどでこすって。重曹と食器用洗剤、酢を混ぜたものをグリルや鍋など油で焦げ付いた部分に塗布して、15分程度放置してからたわしなどで擦ると汚れが落ちます。レンジ庫内の汚れには半分に切ったレモンを入れ2分ほど加熱、酷い汚れにはレモンを直接擦り付けてから布巾で拭き取ります。
工程の様々なタイミングでシンクを使うので、シンクの掃除は最後にとっておきましょう。最後に湿らせた布やモップで床を拭いてください。
続いて寝室へ。布団カバーや枕カバーを新しいものへ取り替えましょう。大掃除を行う日が晴天であれば、一番最初の工程に”布団を干す”を加えてもいいでしょう。寝室にクローゼットがある場合はクローゼット内の整理整頓もやってしまいましょう!
日頃から掃除を習慣にしているかしていないかで、大掃除にかかる時間に大きな差が出るのがここ。檜や大理石を使用したお風呂場は洗浄剤によってはダメージを与えることがあるので注意が必要です。ガラス面や陶器がよく磨かれているかいないかで全体の清潔感が左右されます。ゲストが来る予定がある場合は特に美しく磨いておきましょう。
テラスやベランダ、庭など外部スペースがある場合は忘れずに掃除しましょう。落ち葉や枯れた植物を取り除き、外用のほうきやデッキブラシで砂や汚れを取り払い、最後に水で床全体を流します。パーゴラや屋外照明などにクモの巣がかかっていないかチェックして。庭木の枯れた部分を取り除くだけでも生き生きとした緑が復活しますよ。ついでに水やりも行いましょう。